女優としてこれからの展望が見えたかねぇ？ 業界人気という意味で、課題に思える視聴者を引き付ける、の点では終始 緊張感のある役だし好かったと思うけど、ダンマリの演技から一転して台詞を口にしたら、どうも・・・。今回は得意の泣き尽くしと台詞過少だったので安心して観られた、というところかな。
彼女の場合、最近の連続ドラマの日常感・テンポより、こういう場面展開の早い単発ドラマとかサスペンスものの方が違和感がない。
しかし、人を避ける鬱ぎ込んだ演技も、あれだとクスリの禁断症状だ。演技指導の問題。それに、あんな顔も衣装もボロボロのホームレスって、あれじゃ空爆の翌日だろう。演出の問題。
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受け手としては、もともとフワッと感のある清潔なイメージだっただけに、薄汚れてしまった印象が拭えない。ベタベタの一つ一つがイメージ的に染み付いてしまうタイプだから。他方、彼女としては、スナックのママとかホームレスをやることで、彼女の財産だろうスキッとした感じをなくしてしまうのが一番 怖い。
今回２７歳の役？ 一見して３５に見える。オンナっぷりというより、毛穴を開くに任せてしまっていないか。「あたし、老けたし」と思うことがあっても、そういう自我を野放しにしてはいけない。前々回のさとう珠緒さんは３６歳。
これでは仕事が続くにしても引き合いが変わるだろう。もう演技力次第のステップに入ったわね。
それと、あのへの字口の大崩れの泣き顔、そろそろ何とかならんかな。整った容姿が台無し。
今回、髪がストレートに戻ったのが好材料ぐらいかな。
井上さん、パッと見から細身だったけどね・・・衣装が白だったから？
それと、このストーリーだが、男にプロポーズみたいなことを言わせたのだから、１億円はゲットでは？
視聴率（関東地区世帯別）5.7 ％（－0.7 ％）。前２話からトントンと数字がアップしていたが。平均よりは 0.27 上なので。
易上、なぜ彼女の女優業の先行きがチと厳しそうなのか。「青山 倫子 ｻﾝ の女優活動が低調になるとする理由を問う」の流れで少し触れて終わったので、先の占をあらためて。
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井上 訓子 ｻﾝ、今後 女優としての発展如何 |
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この上爻について「象 伝」は「～上（ｶﾐ）に窮まって吝 也」と言い、上のレベルの仕事の獲得については窮まっているよ、と。その意味で、女優として頑張れる時を得ない。「遇う」時がもう行き詰まっている。
それから、ドラマ出演はフジテレビに始まって東京キー局を次々 移動しているが、【天風姤】とは言うまでもなく「遇う」であり、そして、上爻であり、テレビ局を一巡した、の意味もある筈（後記：ＮＨＫ「緑のクリスマス」が最初だった。即ち、まさに初爻から上爻まで６局を一巡したのである。そこで、行き詰まる・・・）。
以上はプロモートの問題が大きいだろうが、「仕事へのこだわり」を「女優業へのこだわり」と入れ替えても同じだろう。
上爻を裏返すと【澤風大過】が伏しており、仕事や立場に対して力不足。もう少し言えば、これは“転覆”の意で、テレビで顔を張る女優としてはちょっと難しい、と。
その理由は先の通りだが、【天風姤】上爻は角と角を突き合わせた意味も拾えて、細かな内部事情は何とも。この卦は天下風行の象だから時運の為すところでもあるので、その意味では仕方がないのだ。
これは昨年１１月半ばの占。「本日も晴れ。異状なし」への出演は決まっていただろうから、その後の状況についてのことになる。
状況を打開するには・・・。例えば、易位生卦で現在の方向を貫く場合、内卦を外卦に入れ替えても、９【風天小畜】｜｜￤｜｜｜で止め置かれる。
しかし、顛倒生卦でその向き、現在のプロモートの方向を改めれば、内卦を上下逆さにして【兌】の、10【天澤履】｜｜｜￤｜｜で、仕事を履（ﾌ）む、となる。外卦【乾】の力ある者の後を付いて行ける。仕事のランクはこれまでよりは下になるが、そこで頑張ればまた開けることもある筈だ。今は上狙いに過ぎるのだ。
だけど、やらないだろう。そのようにしっかり眼が向いていないだろうし、従ってドボン。
ん？ 愛がないな。ガンバレー！
