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監督・脚本家は前回と同じ。ヒロインはゲストの古手川 祐子さんになっているが、レギュラーの井上 訓子[青山 倫子]さんの方が出番が多いし、キレキレにキレイ。局の“青山 倫子プッシュ”が感じられる。 井上さん、演技はなかなか好い感じ。前回より sharp な風貌、快活。ぎこちなさがない。だけど、アクセルを踏み切った「逃亡者おりん 〜烈火の巻〜」を撮り終えた直後で、しばしば眼がキツイ。昔からの“井上 訓子”ファンには不評だろう。続いて「逃亡者おりん 〜紅蓮の巻〜」で髷を結うので髪を背中まで長くしているやら。キャラも好いし、こういう感じのサスペンスものはイケそうだ。 撮影は、ロケ中心のスタジオ撮りあり。ドラマ上は全て旭山動物園ほか旭川市周辺が舞台。一面 満開の広いひまわり畑が青い空と交わってキレイでした。 ところで、主演の西郷 輝彦 演じる熊代園長が女の子にアライグマを駆除する理由を語るシーンがある。外来種なので、ほかの動物を駆逐して生態系を壊すからだ、と。だから、殺すのだと。 アホでないの。ドラマ上ルートがあるんだし、北米の大自然に還しなさいよ、と。動物園関係者に取材してこうなのか、尤もらしいことを。 獣医、動物園のスタッフ、保健所関係者、屠場の人間などなど、生き死を日常的に経験している者ほど、一つ一つの命に対する扱いが総じて軽い。人間の医者も同じ。生涯 周囲に死を経験しなかった者が愛犬に死なれた時のショックを想像してみれば明らかで、二匹目以降の死がもっと深く胸に突き刺さることはない。それが、相手と関係が遠ければ、日常になれば、感情移入がなくて現実を捌くだけになる。 全国の地方行政も「動物問題、即、殺す」。助けられるのに、単に面倒だからしないのだ。意思が通じ合える高等動物と人との間に命の軽重はない。この不作為連中の毎年の天下りの用の巨額な特別会計予算で、どれだけの動物の命がつなげるやら。わが家は今年 猫が2匹 減って、猫3匹、犬2匹。 さて、以前の占を検証。 去年9月、井上さんの「『シロクマ園長 命の事件簿2』への出演如何」を質して、6【天水訟】|||:|:(← 左を上にして見る。以下 同じ)初爻。来卦 10【天澤履】|||:||。 読み切れなかったが、今 結果が出ても、多分に「出演はない」に採れるんだな。【天水訟】の“天水背行”で、爻辞「事とする所を永くせず〜」なんだから。【天澤履】は“履(フ)む”で一作目には出演したが。正解は、後から考えれば、この占の時にはすでに出演が決まっていたようなので二作目には【天澤履】で出演するが、【天水訟】とその爻辞から三作目はないよ、だ。「事とする所を永くせず〜」、あとはないよ、と。小成卦での彼我の関係で見て、彼女にあたる内卦が【兌】の沢で滞留していたのが、【坎】の川となって流れ出す。あちら外卦【乾】に動きなく、井上さん側の変化、と。 それでは、今宵の腕試し。
さて、一見して陽2本から陽3本への推移だから「3は有り」。【山澤損】は【似離】で“企画”。 ただ、【地澤臨】から 11【地天泰】:::|||への推移なら一目瞭然だが、そうなってはいない。【山澤損】は【地天泰】の三爻の一陽が外へ飛び出している。【地天泰】で「有り」なんだけど、レギュラーが1人 外れるとか、陰の女性が加わるとか。爻象からすると、頼もしいレギュラーが増えるとか。【山澤損】、議員などの奉職に就いて外れるような場合はしっくり来る。 ん〜、この読み、先の占の「2」を“履むけど、仕事は永く続かない”と矛盾しそうだが、「3」では井上さんが外れる? ボケている。「シロクマ園長 命の事件簿3」はない。 上爻の一陽のよろしき意味やその他に引きずられた。これは来卦から本卦への象の変化で示されているだろうことにはすぐ気が付くが、最初に着目したように【山澤損】は本来【地天泰】の三爻だった陽爻が外へ飛び出した姿で、三爻とは「3」だ。つまり、本来あるべき「3」が損ずる、ということ。他の企画と入れ替えになる。【山澤損】は【乾】で【坤】を包むから内部に事情ありが窺える。極めて明瞭な占示。 同時に、この占は三変筮の変化に正・逆のあることの証左。
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先日のより1ヵ月早く、来年5月クランク インの予定。彼女が引き続き出演するかについては不詳だが、常識的に準主役が欠けることはないでしょう。
また・また・また、だ。6【天水訟】|||:|:(← 左を上にして見る。以下 同じ)、伏卦に 10【天澤履】|||:||。ここまで稿を読まれた方なら、この示され方には鳥肌が立つだろう。ともかく、テレビとは何か引っ掛かっている。【天澤履】の虎の尾を履んでトラブル、とか・・・。 井上 訓子[青山 倫子]さんの出演は微妙だ。卦は「天水背行・田猟無獲」で仕事を獲ず。爻辞に「事とする所を永くせず」とあるのは、例えば、それまでの仕事場などから離れる、と。もうすでに第2作への出演が決まっているなら別だが。 |
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