井上訓子［青山倫子］ＴＶ

「逃亡者おりん」もうないかも

2007/ 9/29

　今年も「易占の秋」。
　好きなスポーツについての勝負占はつまらなくなるからやらない。
　政治は一寸先が闇の通り不測の要素が次々入り込んできて読みがチンプンカンプンになりがちなので、政局についての筮はどうも・・・。
　相場占には興味がない。
　射覆（ｾｷﾌ＝風呂敷などで覆い隠したものの中身を筮によって当てること）は卦についてのイメージを鍛えるのによいのだが・・・。
　だから、ほとんど仕事・プライベート・健康関係を対象に、もっぱら追占で、あるいは問いの枠を絞って学習効率を上げている。
　ここで取り上げた占にそろそろ読みの決着をつけよう。

■「逃亡者おりん」の続編なりの実現は如何？
　この春に示された 60【水澤節】｜￤￤￤｜｜（← 左を上にして見る。以下同じ）の上爻の通りで、結局はないのだろう。少なくても連続ものでは。理由はこの占示のままで資金難。「『逃亡者おりん』もう一度やるかも」の 14【火天大有】｜￤｜｜｜｜の四爻とは爻辞「その彭（ｻｶﾝ）なるに匪ず」の通り。まあ、どの程度彭に匪ずかだが・・・。話が延び切っているのだ。

　彼女の女優業についての今年の年筮 56【火山旅】｜￤｜｜￤￤の上爻の辞「鳥その巣を焚（ﾔ）く。～牛を易（ｻｶｲ＝国の境）に喪（ｳｼﾅ）う。凶なり」というのは、結局 32【雷風恆】￤￤｜｜｜￤の本来ずっと歩んで行けた筈だった時代劇の道を自ら断ち切ってしまったということになるか。解釈では驕りと解されることが原因といい、先の「虎の尾を履む」によく通じる。そうだとすると、この【火山旅】の「旅」とは「女優の道」というより「テレビドラマの道」となるか。
　ともあれ、旧正月頃までに○○○を移す可能性が残っている。去年、年筮をさらに確認して示されたのが【雷風恆】の上爻、「恆を振う」。これは事実上「女優の道」を失う。何か「まさか」がある。残念だが、８：２でこちらを示したものと思う。
　まあ、具体的な問題なりを問うのではない年筮については読みが当然難しい。その年を画する出来事が出たのか、一年の総体的な姿が示されたのか、大先生も曖昧か総花でしか語れないもので。

　最後に、「逃亡者おりん」の続編、今後の可能性については見えない。一つの問題意識の下に占的を変えて筮を繰り返していると、割と近い将来の状況が断続的に示されがちになるからで、期限を区切って問わないと見えない。だが、あらためて、

青山倫子ｻﾝ、来年、テレビドラマの仕事の状況如何


32 雷風恆	■彖　辞　恆（ｺｳ）は亨（ﾄｵ）る。咎（ﾄｶﾞ）无し。貞（ﾀﾀﾞ）しきに利あり。往く攸（ﾄｺﾛ）あるに利あり ■上爻の爻辞　振（ｳｺﾞ）くこと恆なり。凶 ■「象　伝」の上爻の辞　振くこと恆にして上に在り、大いに功なき也

　「振恆」だ。1／384 でここでまた来た。井上さんの「逃亡者おりん」はもうないように思える。
　この卦・爻は何度も採り上げているから細かな解説は略るが、初爻から五爻の場合と異なって、上爻は振ることを恆としている。テレビドラマではない他の方に動くことを恆としてしまって「大いに功がない」のだ。雷も風も音はあっても形なし。つまり、来年はテレビドラマの方は営業に汗してもこの辞の通り相応の結果を得ないだろう。
　まあ定石では当然そうなるのだが、【雷風恆】上爻は何かズレがある・・・象意が裏返る爻は。

■井上さんについてこのところ盛んに顕れる 14【火天大有】｜￤｜｜｜｜の正体は？
　これがハテナだったが、「大いに有つ」の意から、やはりそのままここに来て大いに仕事を持つ、ということだろう。分相応に時と場所を得て満足している状態。「大いに」と言うのだから、テレビ朝日「オトコの子育て」・テレビ東京「シロクマ園長　命の事件簿」第２作のほかにもまとまった仕事が決まっている筈だ。「オトコの子育て」からしばらく花が咲きそうだ。

　top　

「逃亡者おりん」もう一度やるかも

2007/ 9/ 6-9/ 8、9/23

　この春、「青山倫子主演により『逃亡者おりん』は続編の見通しありや（彼女の芸能世界での発展如何に）」と三変筮を執ると、60【水澤節】｜￤￤￤｜｜（← 左を上にして見る。以下同じ）の上爻。「苦節」の節約によりスポンサーが付かずに続編はない、と読んだ。
　ただ、「限りあって止まる」大意の【水澤節】の「節目」とは別に物事があるところでスパッと終焉を迎えるというものでもないし、上爻は「節となることに苦しむ」のだ。「逃亡者おりん」の最終回の終わり方と以後の仕事の空白を見ればここまでの卦読みは文句なしだろう。それと、一つエクスキューズがあるのは、この占は勢い井上さんの芸能世界での発展についてまでを含んでしまって、筮前の審事がまことにまずかった（芸能世界での発展については別の占でもこの卦が示され、一節一節大きくつっかえながら進むことが見て取れた）。易占修行の途、「苦節」の如くスッキリしないままでいた。
　ん～、とは言え、【水澤節】という卦は両儀的で、細々と「継続する」意味が消しきれない。

14 火天大有

■それならと、「可能性ありとすれば年末年始、青山倫子主演「逃亡者おりん」が再び作られることはありや」と占的を絞ってあらためて筮を執ると、なんと 14【火天大有】が出た。四爻。
　読んで字の如し、「大いに有つ」。これまで本卦や生卦に何度も現れながら何を指すのか判然としなかった【火天大有】、これ「逃亡者おりん」の続編のことだろう、と。思い出すことでもつじつまが合う。
　例えば、先日「今年テレビＣＭの仕事の発展如何」と三変筮、「進退両難」の意の 34【雷天大壯】￤￤｜｜｜｜の上爻が出て、伏卦が【火天大有】。「進退両難」とは「逃亡者おりん」のことなどの仕事と重なってそちらでは動けないとか。
　それで、話を戻すと、得たのは四爻。テレビ東京側の外卦【離】（＝構想）の一番下の位置が示されたわけで、爻辞「その彭（ｻｶﾝ）なるに匪ず、咎（ﾄｶﾞ）无し」で「逃亡者おりん」は構想は実現なるとしても“続編！”というにはちょっと控えめな様子だ。この四爻は五爻の君子に対して僭上とならずに本来の力を抑えた姿で、それの代りの役割の意がある。少なくても２クールなんて大きなものにはならない。ここ、先の【水澤節】の「節約」と重なっても見える。
　ちなみに、この卦は上爻の場合は結局空振りに終わりがちで、五爻も面白くないと断される著名な先生がいる。共に爻辞には「吉」と書かれ、上爻には「天よりこれを祐（ﾀｽ）く」とまであるのだが、実占ではさに非ず。そして、この四爻の場合も僭上なことがあると事が成らない。
　【火天大有】の卦だけ採れば「延ばし過ぎ」なんだな。現在もなかなか決まらない状況のようだ。
　伏卦 26【山天大畜】｜￤￤｜｜｜で、何かの事情で企画がずっと畜め置かれてきたと。
　互卦 43【澤天夬】￤｜｜｜｜｜で、決断される。

１乾爲天

■頭がこんがらがっている。あれこれ筮してまたまるで同じ様な問いをしてしまった。すると、１【乾爲天ｹﾝｲﾃﾝ】、その定卦主。
　易を symbolize するこの爻を得たのは実は初めてのこと。爻辞をよるべとすれば「同声相応じ、同気相求むで」、漸くことが纏まり、女優は芝居の道に従う、と採ればいいか。名辞「飛龍天に在り」でまさにここがこの仕事の頂点で、同時に、何か締めくくりの時に来ている、と。
　爻を返せば伏卦がまたも【火天大有】なのだ。連動している。故意に再び筮したわけではないから再筮の涜（ｹｶﾞ）れはない。さすれば、続編なのか、絞った特番なのか、何なのか（映画化はなしと示されている）。ともかく、【火天大有】の通り、今現在は「延ばし過ぎ」の状況にある。【乾爲天】は「空虚」だったりするが、結果は今後ハッキリする。

６天水訟

■もう一占。筮した順番が戻るが、それでは「井上さん、年内にテレビドラマの仕事ありか」とも問うている。６【天水訟】の五爻。
　さあ、何とする。象意は「天水背行・田猟無獲」でダメだが、五爻は「訟、元吉」でそれまでの天水背行が解決する時を示し、これまでの占と突き合わせるなら、テレビ東○との問題が解消、とも解される。
　それは、春に同様に、彼女の「テレビドラマでの今後の活動如何」と中筮で行った際、先行きを示す之卦にこの卦が示されて、何やら問題を抱えてその先順調に進まないことが見て取れた。今度の卦はそれと連卦になっていて、成り行きが示された形だろうと。
　この占は年内にテレビドラマの仕事が有りや無しやの可否だから爻象とすればちょっと角度が違って降りた感じだが、こうした連卦・爻で示されたということは、まず問題は解決され、放映時期はともかく年内にテレビドラマの仕事は入る、と採るのが素直だろう。

　※　進行中の占事において、同じ卦が続けて示されるのが連卦。卦とは６４もあるのだ。

■そして、来年・・・
　井上さんはまず 24【地雷復】￤￤￤￤￤｜で、上の流れからすれば前半に復活となる様子。「反復のその道七日にして來復」、毎週のテレビドラマ？　別占からしてそうではなさそうだが・・・。

15 地山謙

　だが、14【火天大有】の＜↑＞の時があれば続く 15【地山謙】の＜↓＞の時あり。二十代最後の年は少し厳しい風景だ。来年の女優業の後半は【地山謙】で、「浮き・沈み」の後者。
　以前にその辺りの状況を見た時に、やはりこれと連卦となる【地山謙】の初爻が示されており、爻位は吉だが、最も下位だからここ数年で最も謙ることになる気配。伏卦に 36【地火明夷ﾁｶﾒｲｲ】￤￤￤｜￤｜の日の没した姿がある。占示の語るところが以前から一貫している。
　それで、この爻辞の「大川を渉る」が彼女の来年の課題となるだろう（ここでは外卦【坤】￤￤￤が大川）。

１乾爲天

■なのだが、その辺りを別に問うと１【乾爲天】の四爻。
　まさに出処進退を語る爻で、陰の位に陽爻で気持ちに安定を欠き、爻辞の如く龍が一旦跳び上がったのに、降りて深い淵に潜んでしまう。進退が定まらないのだ。四爻で内卦【乾】｜｜｜の大川の淵にたたずんで自信なく心弱い様子。
　「象　伝」によれば、龍の昇り降りを一人仲間を離れて勝手なことをすることではないムニャムニャと例として示した上で、君子は業を修めて時に及ばんことを欲するものだから、咎（ﾄｶﾞ）はない、咎められないよ、と爻辞を説明する。要は、教示としては、進退を決めよ、と。
　とはいえ、易占の常で、こんな卦・爻が出るということは容易に動けないということ。伏卦が９【風天小畜】｜｜￤｜｜｜で、人か仕事かグズグズとして「引き延ばして小（ｽｺ）しく畜（ﾄ）める」ものがある。この彖辞は「密雲にして雨ふらず」、慈雨が降りそうで降らない。
　そこで、大川を渡るか渡らぬかは別に筮を要するが、畜めるものは少しで、先の【地山謙】の互卦の成り行きは 40【雷水解】￤￤｜￤｜￤・・・。【乾爲天】の彖辞が「咎无し」と言い、「進みて吉」ではないのが気がかりだ。

　とまあここまでの占示を読み解くとそうなる。いろいろ大変でしょうが、しっかり！

　そもそも【火天大有】とは【乾爲天】から順性されたものだった。ここ大きな意味あり、再考を要す。

　top　

女優かｏｒモデルか・・・

2007/ 6/11-6/12

　映画「春の居場所」のＤＶＤ、拝見。
　一昨年の夏～冬目黒での小舞台「HERSTORIES」を終えた後に撮ったらしい。製作発表の会見がこれの最終日の翌々日 12/20 だから、年末に短編映画「ラブサイコ／愛してる…」を撮った後になるかな。
　しかし、井上訓子［青山倫子］さん、何と少ない出演時間。出演シーンは全部リビングで、声だけのシーンを含めて３回。長めのＣＭ程度。演技は「愛してる…」同様ちょい過剰だし、それは主演の堀北真希の方が自然で上手。大きな仕事は「不機嫌なジーン」以来だから、井上さんが「逃亡者おりん」の主役抜擢の話をドッキリだと思ったのも納得。
　このＤＶＤの特典の「インタビュー」なんかを観ると、“おりん後”の井上さん、自分に自信がついたし、眼が変わった。以前はスチール撮りだと表情が厳しそうだったが、今後はいける。
　この映画自体の評価はそれぞれのご判断に。

　井上さん、マイクロソフト社のショートムービーに出演。「誕生日」と「試　練」の２つ。どちらも４分ほど。「誕生日」では再び母親役。わりと最近撮った様で、演技は「春の居場所」の時よりずっと自然で、地を出すことで安定している。
　女性は一度自分で母親を意識するとそれ以前の自分に戻れないものだが、井上さんはこなせる感じがしないでもない。「逃亡者おりん」前より普段の表情の出方が好くなった。
　http://www.office2007.jp

　ん～、テレビＣＭの仕事か・・・復帰というか並行ありか、何げに思って易に問うてみた。三変筮。

今年、青山倫子ｻﾝのテレビＣＭの仕事の発展如何

34 雷天大壯

■彖　辞
　大壯は、貞（ﾀﾀﾞ）しきに利あり
■上爻の辞
　羝羊（ﾃｲﾖｳ）藩（ﾏｶﾞｷ＝垣根）に触る。退く能わず、遂（ｽｽ）む能わず。利する攸（ﾄｺﾛ）なし。艱（ｸﾙ）しめば吉
■「象　伝」の上爻の辞
　退く能わず、遂む能わざるは、不詳也。艱しめば吉、咎（ﾄｶﾞ）長からざる也

　ズバリ進退両難の象。爻象としては、非常な辛苦困難の時にあって進むも退くも難に陥って方針がつかないの意。「逃亡者おりん」の続編の構想が立ち消えとなり、女優継続か、退いてモデル復帰かに悩むことになるか。
　身動きとれずに苦しむが、「象　伝」の辞を採るなら、状況が変わったことを悟ってやり方を改めれば遠からず吉を得るというものだから、そう遠からずテレビＣＭなどのモデル路線に戻れるだろう。そうすれば再び道が開ける。

　伏卦に 14【火天大有】｜￤｜｜｜｜がある。今一つスッキリ来ないが、女優に路線変更する以前には仕事はたくさんあったと。
　江戸期の新井白蛾以後、著名な先生方は三変筮のこれを之卦と採って本卦以後の状態としているが、加藤大岳氏しかりで、やはりおかしいという結論になる。今回の伏卦は本卦が意味するところの事情と見るなり理由と見るなり【火天大有】の内容がすでにあると見るべきで、もしそれがこの先の状況と符合したとしても、それは事実状況としてすでにあるのだろうということだ。本卦の内容に絡んでいるわけ。中筮の爻を裏返したものとは意味が違う。

　ちなみに、「逃亡者おりん」の後続時代劇の「よろず屋平四郎活人剣」、先週の第７話までの平均視聴率が 9.47 ％。局発表だと 9.6 ％にはなる。残念にも「逃亡者おりん」のそれより 1.2 ％アップ。

　易の愛好家向けの話。
　加藤大岳氏の「易學大講座」第５巻の【雷天大壯】の占例のところを読んでいたら面白いものを見つけた。【雷天大壯】の不変を得たと（中筮は確率的に５・６回に１回は不変になってしまう）。不変だが、どういう時に当たっているかと言えば、この卦は消長卦で 11【地天泰】￤￤￤｜｜｜から来ているので四爻の時に当たるという。
　すると、こちらの年筮の不変だった 33【天山遯】｜｜｜｜￤￤も消長卦。12【天地否】｜｜｜￤￤￤から来ているから今年は三爻の時に当たるか。「決断の迅速と行動の敏捷を欠いて難儀を生ずる。機運を速やかに察知して思い切りよく引き上げることが大事」　その通り！　別占の 60【水澤節】｜￤￤￤｜｜の二爻でも言われていた。＜(_ _)＞。
　それと、この有名な「易學大講座」は終盤ぐらいまで三変筮の爻を引っ繰り返して出来る卦を之卦と見て書かれているので、それぞれの爻の占考の部分におかしいところが散見される。要注。

　top　

「逃亡者おりん」ＤＶＤ－ＢＯＸ下巻、拝見

2007/ 6/11

　風邪で伏せったまま書いております。夕べは体温計が３９.５度。もうこの１ヵ月超ケガ・病続き。年筮の天・人・地の人が大凶の【坎爲水】。周りに不幸があるよりはよしとすべし。

「闇の鎖、すべて切れました」

番組公式

　「逃亡者おりん」ＤＶＤ－ＢＯＸ下巻、拝見。
　このドラマのクライマックスたるべきおりんと娘・お咲の対面。第１７話で紀州根来の郷の女が「（お咲は）お母さんはきっとどこかで生きている。いつかは必ず会いに来てくれる」と言っていると聞いて、おりんの眼に涙が光る。だが、次の回でいざ対面となると、お咲は別に実母がいたとは知らない・・・。根来の女が別にウソを言う展開でもないし、ここ・で・やらかすなよー、と。
　ここ、監督交代がある。結局、監督５人（撮影部隊×５）、脚本家６人にも膨らんだ。ここの井上訓子［青山倫子］さんの涙は彼女らしくて一番好かったし、対面の瞬間はちょっとドキドキしながら観たのだが。結局、一番肝心の母子の出会いの展開はアイディア不足、演出下手。クライマックスの感動がない！　原作なし、船頭多くして、場当たりの失敗。
　それから、お咲を残して江戸に死にに行くとしたのなら、人の心を十分取り戻したおりんとしては少し心の葛藤が欲しいところ。その踏ん切りがあって、観る側も江戸へ踏み出せる。おりんが「一目だけ子供に会えれば」と言ったってお咲とのシーンは何シーンも作っているんだから。江戸行きへ反転する切り替えがぬるい。どうでもいいチャンバラ挟み過ぎなのだ。

　後半を通しで観たら、全く続編を見越した作りになっているし、壁の後で聞き耳を立てている西岡徳馬のあれなんか続編は未定稿ぐらいは出来ている感じだ。とうの昔に売り込みはやっているだろうから当然か。
　井上さんは撮影終了後のＤＶＤの「インタビュー」で、おりんは最後に死ぬんだろうと思っていた、という。続編を狙うなら当然死なせない。そして、「その（＝おりんが死なずに終わった展開）謎を私自身まだ何も知らないんですが」と言うから続編あるんだろうなぁの認識だ。ロングにしたままの髪が以前のように短くなったら、「逃亡者おりん」の鎖すべて切れましたとなるでしょう。

　それでも最終回に向けての終盤の盛り上がりは好かった。半年間２１回もやりながらったダレなかったし、ストーリーのつなぎはともあれ１話ごとに糊が効いていた。主役が半端なベテラン女優だったらそうはならなかったろう。
　そして、彼女の“レオタード”姿のおりん、あんな美しくて sharp にキマったヒーローがいたか？　何かニュータイプのウルトラマンが連想されて来るんだが・・・違うか（笑）。最初は別なもの狙いでバカバカしいと思っていたが、あれは映えた、回の中盤から井上さんに芯が出来てから。彼女の良質をあんな風に引き上げた点には敬服する。ともかく、これは後々まで話題に上るでしょう。ホントにこれで終わって仕舞うとは・・・。
　「逃亡者おりん」、好かった。

　「時代劇拝見日記」というサイトに「逃亡者おりん」のロケ地が大変よく整理されている。
　http://agua.jpn.org/film/c314.html

　top　

女優青山倫子ｻﾝのテレビドラマでの活躍を筮す

2007/ 5/26-5/27、5/29

　こちらは年筮が 33【天山遯】｜｜｜｜￤￤（← 左を上にして見る。以下同じ）の不変。爻卦でつくる三才の天・人・地を月に当て嵌めるなら、５～８月頃は最も凶悪の 29【坎爲水】｜￤￤￤｜￤。
　それでイヤなものがよぎったと思ったら身内の不幸が来るし、東京で歩き過ぎて足の爪は２つ剥がす、足の水膨れから身体のそちこちが膿む、左脚はリンパが腫れてまともに歩けなくなる、咳は止まらない、、、この３週間もうずっと塞ぎがち。
　まあ、こちらのことは置いといて。

　予約していた「逃亡者おりん」ＤＶＤ－ＢＯＸ下巻が昨日届いた。ここからの回はほとんど観ていないので、週末惜しみながら観ることにしよう。
　今日は、映画「春の居場所」のＤＶＤも届いた。これ撮影したの目黒で「HERSTORIES」をやっていた一昨年の秋頃かな。「青山倫子」名。

　さて、易。
　去年の夏「女優青山倫子ｻﾝの将来を筮す」で示された今後の状況を表す之卦 60【水澤節】｜￤￤￤｜｜に注視している。残念ながら女優としての発展なりが「逃亡者おりん」をピークとするだけなのか、そこから、活動自体がやはり「節目」で止まってしまうのか、あるいはセーブとなるのか・・・。
　井上訓子［青山倫子］さんをこの修行のテーブルに乗せさせて頂いているが、彼女の場合、彼女自身に思うところの方向性がしっかりあり、当初から占示に首尾一貫したものがあるので、【水澤節】を見極めようと。それと、なぜそうなってしまうのか、という読みのことを含めた疑問。街占ではないし、読みを曲げずに手心なしに書いているので、汗タラタラではある。

　と思っていたら、井上さん、テレビ東京の系ドラマ、水曜ミステリー９、西郷輝彦主演の「シロクマ園長命の事件簿｣（仮題）に西郷と共に主役級で出演するようだ。今度は凛々しく女刑事の役、旭川南署刑事の八ツ橋里美役。６月中に東京と北海道旭川市などで撮影をして、７月末か８月にはオンエア予定、と。
　やはり７月や１０月スタートの連続ドラマの話はなしか・・・。

　ともあれ、彼女の今年の年筮は 56【火山旅】｜￤｜｜￤￤の上爻、さらにその具体的意味は 54【雷澤歸妹】￤￤｜￤｜｜の上爻で、まことに宜しくない。仕事の「巣を焚（ﾔ）」いてしまう。
　だが、単発だがこうしてテレビドラマの仕事が来た。テレビ東京は去年７月末の「逃亡者おりん」の製作発表記者会見では女優青山倫子をプッシュしていくと。そうすると、どういう【水澤節】となるのか・・・より大きな枠取りで女優としての顛末についてはその通り示されているが、では strait に彼女が女優業の足場と考えているだろうテレビドラマでの今後の活躍はどうなのか。中筮。

女優青山倫子ｻﾝのテレビドラマでの今後の活動如何

本　卦			之　卦
10 天澤履		６天水訟

■彖　辞
　虎の尾を履（ﾌ）むも人を咥（ｸﾗ）らわず。亨る
　→ 訟は孚（ﾏｺﾄ）有りて窒（ﾌｻ）がる。惕（ｵｿ）れて中すれば吉。終えんとすれば凶。大人を見るに利あり。大川を渉るに利あらず
■爻　卦
　上から、艮・震・艮・離・坎・乾

　想像された通り。彼女の仕事についてのこれまでの度々の占示と何ら矛盾のない内容だ。

　【天澤履】から【天水訟】、つまり、尊卑分定まるの象、虎の尾を履む如きの意 → 天水違い行くの象、田猟（＝狩猟）無獲の意
　この占示から判ることは、まず、之卦【天水訟】の天水背行・争いの意から、テレビドラマの世界とは相和せずに相反目して行く動きですよ、ということ。この世界で収穫がおぼつかなくなる。小成卦は、あちらの外卦【乾】に変化なく、こちら井上さん側が【兌】から【坎】に落ちている。先の【水澤節】の帰結が重なってくる・・・。
　本卦【天澤履】というのは、外卦【乾】の“老父”・剛強な者の後を【兌】の“歳若い温和しい女性”が恐れ慎んで従って行く姿で、特にこの卦の意の礼儀のわきまえを失する場合などで一歩間違えれば虎の尾を履むことになるという相当な危うさを含んでいる。
　示された初爻は、陽位に陽卦で位正しく、志正しく、能力がありながら、初爻の最も低い地位にいる。自分の能力を伸ばすべく履み進んで行こうとしている。そこで、よくよく状況を見極めて忍耐がいるのだが、それが之卦【天水訟】の状況へ動く兆しを見せている。虎の尾を履んで咬みつかれるのだ。とても吉である筈がない。
　しかも、この爻には四爻の応爻も二爻の比爻もないから、あちらから迎えられておらず身内に助力も得ることがない。強い不安を抱える。
　56【火山旅】｜￤｜｜￤￤の二爻が示されて、その通り、周囲のたくさんの助力を得てつつがなく仕事を全うした「逃亡者おりん」の時とは大きな違いだ。

	本卦	之卦
(外卦)
	乾	乾
(内卦)
	兌	坎

　小成卦で彼我の関係を見る。
　井上さんにあたる内卦の悦びの【兌】は今後陥没なり主義主張の【坎】に変わり、しかも、本卦ではその主爻の二爻まで【坎】なのだから（これが何を意味するか？）、井上さんは今後徐々に難しい状況になっていくらしい。
　一方、テレビ局などの仕事相手は外卦【乾】の何というかお偉い・お高い態度で、上爻・四爻が【艮】だから何か頑として構えて動かず、それでいて、主爻の五爻が【震】だから裏で何事かさかんに動きを進めている様子だ。本卦・之卦の姿勢に変わりがない。
　２・五爻の応爻も、本卦・之卦共にお互い陽爻同士で相和していない。

　というか、これ、相手方と何かトラブルを抱えて、どうにも埒があかず、裁判まで進むケースが正にこの形なのだが・・・。【天澤履】は、内卦【兌】で相手に前向きに話しかけるのだが、外卦【乾】で相手は耳を貸さず、この卦だけでも行きつくところまで進んで行く風景がある。
　そして、兆しつつある【天水訟】は、内卦【坎】の孚で事の是非直曲を質しにかかるものの、外卦は【乾】のままでまるで通じない。【天水訟】、まさに行きついてしまった。
　難しさとはそういう通らない難しさ。井上さん、年筮が仕事の「巣を焚」く大凶であり、やはり仕事で何か具体的な面倒を抱えて陥没に入るやも知れぬ。大きな仕事が獲れないという陥没だけではなく。

　それではと、爻卦の天・人・地でそこのプロセスを見てみると、
　５【水天需】｜￤￤｜｜｜で何か期待を持って相手から長々待たされているが、
→ 22【山火賁】｜￤￤｜￤｜で内実のない何とも飾った内容で、三爻の障害を抱えることになり（21【火雷噬嗑】｜￤｜￤￤｜のように力で無理に取り除けない障碍なので内面の苦痛が甚だしい）、
→ 27【山雷頤】｜￤￤￤￤｜でまるで仕事がなくなってしまう。
　そして、之卦が【天水訟】であり、やはり訴訟沙汰が疑われてくるな・・・少なくても争いごとを抱える筈。相手はテレビ東○になるか。テレビ東○との鎖まで切ってしまうのか（笑）。いや失礼。ともかく、その結果、テレビドラマの仕事や女優業も、、、と推断されるのだ。年筮、「巣」は結局テレビ東○なのか？　もう一歩行くのか・・・。

　それでは、争いとすれば一体その争いの原因は何か。
　内卦の変化から、井上さん側の陥没に関係があることは判る。
　総花的な読みになるが、まず、【天澤履】の初爻から暗転するのだから、能力はありながら、合わない相手との不適応。
　また、【天澤履】の初爻の辞には「素（ｿ＝産まれたままの飾り気のないこと）に履む。往けば咎（ﾄｶﾞ）无し」。「象　伝」には「素履の往くは独り願いを行うなり」とある。占例を引くと、一つ志を持って誠実・忍耐で取り組めば問題はないのに、（礼儀を失して）二兎を追ったために一兎も得ずに失敗する例が見受けられる。ん～、井上さん、以前のテレビ東○側の言い方からも同局の専属のような姿だが・・・。
　それから、易をやる者には言わずもがなで、【天澤履】は女性の裸体の象。仕事上のそういうリクエストかセクシャルハラスメント（上の「尊卑分定まるの象」とは集団での上下関係を言ったもの）に関わるトラブルも想像されてくる・・・。この裸とは生計の途が尽きて丸裸になることにも通じる。

　さて、それなら、この状況を解決するには一体どうすればよいか。
　それは【天澤履】から【天水訟】への動きが否応なく示されているのだから、この【天水訟】の卦を考えることになる。
　【天水訟】では、彖辞に「惕（ｵｿ）れて中すれば吉～大人を見るに利あり」とあるように、争いをせずに、どちらの側にも顔の利く立場的に上の者にうまく仲裁を頼むことが善いのだ。ここがポイント。逆に、争いに勝つことに固執して最後まで頑張るならば「終われば凶」の結果を見ることになる。裁判に進むなどあるだろう。
　だが、もし裁判となった場合も対処は同じで、相手の感触を窺った上で、大人、つまり判事にそっと和解勧告を求めること。おそらく相手も裁判を続けるには何やら不利益がある筈だ。井上さん側が和解条件にあまり固執しないならば、和解成立を見る。そうなったらのことだが、是非そういう解決をお勧めする。
　五爻の時が解決される時となる。　

　話題が変わる。
　驚いた。細木数○女史はあんなお寒い創作占いに１件 100,000 円の見料を取るのだという。１０万円だ！　しかも、予約が先までいっぱいなんだと。相談を受ければその１／２０の見料で相手方に納得していただくまで相談に応じるこちら、あの凡庸な小母さんと一対一の当否の勝負をやったって全く負ける気がしないのだが（笑）。それはともかく、もし街占の易者があんな誤占を繰り返していたらとうに廃業だ。占術にまるで関係ない先祖供養を絡ませて、新しく墓地と仏壇を買わせて、「言うとおりにすれば救われる」などと、霊感商法だろう。

　再び。さらに掘り下げてみる。トラブルとなる相手はテレビ東○か？　三変筮。

女優青山倫子ｻﾝとテレビ東○とのこの先の関係如何


21 火雷噬嗑	■彖　辞　噬口盍（ｾﾞｲｺﾞｳ）は亨る。獄（＝刑罰）を用うるに利あり ■初爻の辞　校（ｶｾ）を履いて趾（ｱｼ）を滅（ﾔﾌﾞ）る。咎（ﾄｶﾞ）无し ■「象　伝」の初爻の辞　校を履いて趾を滅る、行かしめざる也　※　「口盍」は一つの文字。

　どうもそのようだ。両者の間に四爻の障碍が発生して事の進展が妨げられており、それを噛み砕いて取り除く必要ありの【火雷噬嗑ｶﾗｲｾﾞｲｺﾞｳ】。
　この卦の象に食い下がってみると、内卦の井上さん側が【震】でドラマ出演などの機会を求めて積極的に動いており、外卦の【離】はドラマなりのそれなりの企画のことで間違いないでしょう。【火雷噬嗑】の障碍は四爻でテレビ東○側にある。

22 山火賁

　これをテレビ東○側から見た賓卦は 22【山火賁】で、何か理由があってその企画を内部に止め置いている画だ。この状況が井上さん側に苦痛をもたらしているようだ。だが、残念ながら、この企画は実は【山火賁】の「飾ったもの」でしかないらしい。内実がない。そのことをテレビ東○は認識している。

　そう言えば、彼女の年筮の【火山旅】の上爻の具体的意味を問うて出たのは 54【雷澤歸妹】￤￤｜￤｜｜上爻。婚姻の約ありだが、爻辞「女筐（ｶﾀﾐ＝手箱）を承（ｻｻ）ぐるに実（＝中味）なし。士羊を刲（ｻ）くに血なし。利する攸（ﾄｺﾛ）なし」で、中身が空っぽであり、これを贈った外卦【震】の男に誠実がなく、「羊を刲（ｻ）きて血なし」の破果なしで内卦【兌】の若い女に誠実がない。応爻がなく、嫌になって結婚しない、だ。その道に嫁がない。
　伏卦に「反目」の 38【火澤暌】｜￤｜￤｜｜、互卦に「すでに終わり」の 63【水火旣濟】｜￤￤｜￤｜。

　井上さん側の苦痛のことは初爻の辞に出ている。「校を履いて趾を滅る」、すなわち、井上さん側は足カセをはめられたように身動きが出来ないでいる。（自発的か否かは知らないが）仕事を期待して待たされているようだ。
　互卦に事態の進捗状況を見れば、39【水山蹇ｽｲｻﾞﾝｹﾝ】｜￤￤｜￤￤で、これはまさに足がやられて進もうとしても進めない。

　それから、ここの状況としては、火雷噬嗑、27【山雷頤】｜￤￤￤￤｜の【正震倒震】で互いに意気投合していたところに異物が入り込んで21【火雷噬嗑】となっているとも見られるので、井上さん側に他の仕事ありとか何か三角関係のようなことがあるのかもしれない。
　【火雷噬嗑】は天地相交わらずの 12【天地否】｜｜｜￤￤￤から一歩進んだ状態とも見られ、すでに面倒な状態、解決努力の状況に入っているだろう。

　それでは、この障碍を取り除くにはどうするか。
　彖辞に「獄を用うるに利あり」とある通り、三・四・五爻で作られる互体【坎】の刑罰を用いることになる。実際、争いことでこの卦が出ると訴訟に発展しがちと実占家は言う。
　だが、示された初爻は刑罰の意味合いが最も軽いのだ。爻辞の通り、【震】のはやる足にカセを履かせられる程度。井上さん側からすればテレビ東○との関係で足カセをはめられる形で非常に厳しい状況なのだが、深いところまでの争いにはならない。但し、この爻は「霜を履んで堅氷至る」になり易い傾向があって、極力事態を小さく抑え努めることが肝心。努力なしの安心はない。
　争いはあるのだろう。もし単に関係が終わるだけなら、63【水火旣濟】でも出るだろうから。
　しかしまあ、よくここまで先の占で示された内容の詳細がちりばめられているものだ。

　ちょっと状況の背景を見てみる。伏卦に 35【火地晉】｜￤｜￤￤￤。
　象で言うと、太陽が地上に輝き、下の者がそれに附く形。彖辞は自分の国をよく治めた諸侯が王の元に参勤交代に出向いて功績を褒められて、馬を賜い、昼間に三回引見を許されるなど手厚い礼遇を受けること。ん～、先の「逃亡者おりん」の事業のことかな？
　そうか、この続編の話がまとまらないでいるのか！　「逃亡者おりん」の続編については 60【水澤節】｜￤￤￤｜｜のこれ以上先のない上爻の「苦節」が出たから「実現なし」と、こちらの中ではもう全て終わっているが、少なくても井上さん主演ではないと。だが、現実世界ではまだ活きているわけか。それで、結局 実現しないとなって、補償なりの争いになるのかも知れない。【火雷噬嗑】も【火地晉】も互体三・四・五爻は【坎】で、「調印・約束」の意味がある。そして、【火地晉】は表面の眩しい輝きだけあって内実が伴わない。
　【火雷噬嗑】の裏卦は 48【水風井】｜￤￤｜｜￤で、長い努力も井戸の水が汲み上げようとする最後につるべが切れてドボンだ。納得。
　やたら少年雑誌などで井上さんが「逃亡者おりん」のパブリシティをやっているのも次への種まきか。
　もしその新たな企画が「逃亡者おりん」とは別の連続物だとしても井上さんはなしでしょう。この稿の最初の占で【天水訟】が出ているのだから、常識で判断できる。

　どうもそういうことのようだ。彼女の非常に良質な天分は女優で光ると思うのだが・・・占示の通りだとすると運がない。以上のことは早く決着をつけて、井上さんには次のフィールドで大きな花を開かせて欲しい。

　top　

のりちゃんのハイテンショントークと握手とサイン

2007/ 4/30 － 5/ 3

　いい歳してタレントさんと握手じゃないだろう、「逃亡者おりん」のＤＶＤ－ＢＯＸも買っちゃったし。と思いつつ、整理券が結構残っている様子だし、これも業務の内と暑い中遠路新宿まで脚を運んで候。その後、変な眠り方をして頭が回らないけど、どれどれまた書くとしますか。

　生の井上訓子［青山倫子］さん、去年７月末の「逃亡者おりん」の製作発表記者会見以来。舞台を入れて７回目？　あの美貌でどんなにイイ女にキメて来られようと、さすがに舞い上がることはなくなった。
　とにかく今日はしゃべりが頭からハイテンションで、司会進行のテレビ東京の大江麻理子アナが気後れしながら付いていく。5/ 3（木）から始まるミュージカル「ANGEL GATE」の稽古の仕上げでああなんだな、今回は主役としてのトークショーだし持ち前のサービス精神発揮、と悟った人はエラい。それで、今まで新聞等のインタビューでは聞けなかった“のりちゃんワールド”の裏話も登場して、13:00 からメインのトークが２５分位？　全５０分程の熱いイベントだった。
　ちょっと後学のために現場視察を兼ねて行って来たわけだが、ではまた順を追って書くとしますか。何のため？　業務上の頭の整理とあとは内緒です。

　そちこち歩いて、会場となる紀伊國屋書店新宿本店の北隣にある Forest M2F のイベントスペースへ。おりんの紀伊の国への旅に掛けて紀伊国屋にしたのやら。守衛さんが指で「この中」と教えてくれたが、イベントスペースなんてどこよ？　と思ったら、直前にＤＶＤ売り場の北隅の棚を祓ってスペースを確保して、小さなひな壇がセットされた。
　集まったのは一般客の後ろの人垣を入れて常時８０人位かな。某スポーツ紙には 100 人程とあるが、後ろの立ち見の一般客はよく流れる。握手とサインがゲットできる整理券組（ＤＶＤ－ＢＯＸ上巻購入者）は大江ファンも入れて２０数人。６席×３＋立ち見１０人もいたかな。下から階段に並ばされる。今度は全国的に名前が売れた直後だからもうちょっと行くかと思ったが・・・感覚的には、ＤＶＤ－ＢＯＸの発売発表と同時に告知をやってもそう変わらなかったかも知れない。告知がここのＷＥＢページ上にしかなけりゃ。

　さて、「逃亡者おりん」の主題曲と正面スクリーンへの映像が途切れ途切れ流れて、開幕～。
　メイクをキめ、今日は前髪を垂らして可愛い感じにまとめた大江アナが登場して挨拶。「テレビ東京の大江麻理子です。～」　そして、「『逃亡者おりん』で主役を演じられた青山倫子さんです」。（会場、大きな拍手）

　ジャ～～～～～ン、向かって左手の入り口からまるで“クレオパトラ”の井上さん登場。髪をアップにして黒のカチューシャ、ライトゴールドのノースリーブ、首から大きなネックレス。豪・華・絢・爛。生のりちゃん初体験の人はあまりの完璧なキメ様にブっ飛んだでしょう。仕事慣れしているだろう進行のポニーキャニオンのお兄さんもビビッた顔。
　ん～、こういうイベントだからちょっとドラマのおりんがイメージされる衣装が欲しかった。感覚的にあのおりんと全く重なるところがないのだ。彼女のメディアＰＲが目的の delux な衣装なのだろうけど、新聞の写真の善し悪しというのは衣装よりはトータルなイメージとか表情なわけで、清涼感のあるカジュアルな服に普通のヘアスタイルの方が彼女の良さが引き立つと思うんだが。しゃべりになったらギャップが目立つし。
　で、後ろの立ち見のファン？友だち？が手を振ったのか、彼女明るく手を振り返す。

　まずはメディア１０数人の撮影・取材、長々と。元ＰＲマンとしては、それは別にやって欲しいところ。
　井上さん、ＤＶＤ－ＢＯＸを持って、右向いてパチリ、正面向いて、左向いて。今度はＤＶＤなしで。
　お疲れ記者の質問は「どこを負傷したんですか」程度で、ほとんど質問なし。「一番好きなシーンはどこか？」とか「撮影で一番感動したことは？」とかいろいろ聞けるだろうし、もちょっと仕入れてから来ないと彼女にしたって張り合いがない。気の毒だ。

　さて、立ったままマイクを持って、大江アナとトークスタート。

　「逃亡者おりん」ＤＶＤ－ＢＯＸ上巻の発売ということで、大江アナに振られて、彼女、ドラマのストーリーを簡単に紹介。

　そして、大江アナに「スポーツ神経がどうとか、苦労されたことは？」と振られ、「運動神経ですか？」と切り返して（大江アナ、緊張と井上さんのハイテンションへの気後れとで頭回らず）、「恐怖心との戦いでしたね」と。立ち回りでは、おりんは小太刀で相手は普通の長い刀。「怖いと思ったら出来なくなっちゃう」からその克服が大変だったよう。お風呂で体を見たらアザや血のない時がないくらい、ここもそこも。でも、回の後半は慣れたでしょうと振られて、後半はおりんが人間性を取り戻していくので斬ることが少なくなったが、でも、と。
　それと、火のことを挙げて、「こんなそばで火が燃えていることって料理やたき火の時ぐらいしかないし、熱くて、衣装が熔けるんじゃないかと思いました」、と第１話の武家屋敷の縁の下のシーンのことらしい。

　それで、「この仕事が決まってどうでしたか？」と振られ、「ビーーーックリしましたね。ドッキリじゃないかと思って。事務所ぐるみで担がれているんじゃないかとか。「おりん」というドラマ自体もないんじゃないかとか」と思ったそうな。テレビＣＭの世界ではＮｏ.１のモデルでも、こういうドラマの主役ってなるとそういうものかな。ま、よく担がれるのね（笑）。

　役作りの話。
　人を斬った経験がないので（大江アナ、笑）人を斬るってどういうことかと、肉屋さんで大きな肉の塊を買ってきて、人間と同じようになるように常温に温めて（個人的にここおかしかった）、こんな風にあんな風に刺してみたそうな。後ろからしがみつく相手を脇から小太刀で刺すようにとか、そういうことか。アラっと思った大江アナ、「体験型なんですね」と複雑なフォロー。井上さん、人に言ったらさすがに笑われたらしいので、今まで黙っていたのね（笑）。これこそ個人を売るには catchy なネタなのに、話し方次第。

　井上さん、お肉は大好きで、色んなカットの入ったその肉はあとで全てお召し上がりに。冷蔵庫を開けると肉ばっかりで、「毎日お肉パーティでしたね」。「京都ではアパートで、自炊をされていたんですよね」と振られる。「料理は好きですね」と答えていた。
　大江アナ曰く、井上さんと一緒に食事をしたら、とにかく彼女好く食べるんだそう。焼き肉３人前で、「見ていてこちらが気持ちが悪くなるぐらい」と。井上さん、普段から「食べますねえ」。

　それから、役作りでもう一つ。繁華街に行ってみて、この周りの大勢の人たちが自分を殺そうとすると想像してみよう、と。それで、人の多い河原町を勧められて日曜日に行くと、人混みの中で、こう来られたこう斬ろうとか、急に思い切りダッシュしたり、宝塚の生徒の様にキュッと曲がってみたり、走って物陰に隠れて様子を窺ったり、子供を睨んで泣かせたり、それで、「部屋に戻って本当にホッとしたんです」と四六時中刺客に狙われているおりんの状況が解ったそうな。「警官の人には完全に挙動不審者に思われてましたね」。“のりちゃんワールド”へようこそ～。
　そう言えば、フジテレビの月９「不機嫌なジーン」に出演している頃、今ではお宝グッズとなった千葉県のフリーペーパーで、役作りの勉強にコーヒーショップでウエイトレスの動きをずっと観察してたら「何を見ているんですか」と噛みつかれたことを話していた。
　ん～、すごく愛すべき人なんだけど、もちっとその・・・（笑）。

　それから、以下やや順不同だけど、大江アナに「妖艶なシーンがありましたが」と振られ、撮影では周囲に常時５０人位スタッフがいて、入浴シーンやレオタード姿の時には見たことのないスタッフがいたり、隣のセットでは「水戸黄門」の撮影をやっているような環境で、別なドラマの俳優も見に来ていたとか。「そういう風に見られているんだな」と。それ以外に何がありまする、とひとり突っ込む。
　面白かったのは、あのレオタードの戦闘服は、当初衣装合わせの時にはこれに色んなものが付いて出来あがるんだろうと思っていたら、そのまんま。それも、肩がなくなっていたと。当初は左肩の露出はなかったのだ。アイディアは買い。

　ところで、目の前の左の大江アナと右の井上さん、新聞が採り上げる前から似てるなぁと思っていたが、二人で向き合って話しているのを見ていると横顔はそうでもなくて、井上さんの方がずっと sharp で（大江ファンには大変何だが）キレイで完璧なモデル体型。大江アナは顔にちょっと肉付きがあって人が好さそうに丸っこい。ハイヒール同士だが、井上さんの方が１０ｃｍ近く上背がある。と妙な所に関心が行った。

　それから、太秦というところは大変厳しいところだとマネージャーさんその他からも聞いていて、もちろん厳しい言葉も飛ぶが、関西弁で温か味があるんだ、と。宇吉役の左とん平さんは大変すばらしい人で、台詞の間（ﾏ）の取り方を教えてもらったり。「普段一緒にいることの多い結髪（＝ｹｯﾊﾟﾂ髪結い係）さんや衣装さんはホントに家族のようでしたね」、と振り返る。
　そして、他のドラマを見ても主役というのは皆のまとめ役をするのだろうけど、初めてだし、何をどうやっていいかの分からないし、新人だし・・・。植村道悦役の榎木孝明に「気楽に考えたら」と言われたのはこのくだりだったか。

　撮影していた京都のエリアでは「逃亡者おりん」の電波がほとんど入らないから、新聞の記事なんか見ても「私、本当に映っているのかな？｝と思ったと新人らしい疑問も披露。それで、東京に戻ると、街でおばさんに声を掛けられたりして、納得と。もしかしたら彼女かなという人も多くて、皆彼女の声を聴いて「やっぱり」になるんださうな。
　それで、新聞の読者の投稿？　色んな感想があって、彼女も読んで、８歳の子供から手紙が届いたりしてこれまでの時代劇とは違って色んな人に見て貰っているんだなあ、と思ったようだ。

　それと、大江麻理子アナ。第１８話に田安宗武の側室・八栄の役で出演して、その撮影をカメラの後ろでずっと見守っていた井上さんの real な表現によれば、大江アナ、救えないほどガクガクの緊張状態だったらしい。というのは、ドラマ初体験でただでさえ緊張なのに、別にその場に居なくてもいい森川土佐守役の田中健が正面に座って、ニヤニヤしていたんだそうな。それで、井上さん曰く、田中が登場するシーンというのは女性が絡むことがほとんどなくて、その日田中がいつもより姿を見せるのが早いので「今日は早いんですね」と声を掛けたら、田中「今日は女性が来るんだよ」とかもの凄く嬉しそうにしていたのだと。大江アナ、恥ずかしさ混じりで大いに笑う。
　大江アナは毎回「逃亡者おりん」の放送が終わると定時のニュースに登場してキリリと顔を締めて原稿を読んでいたが、人気者の理由が何か分かる気がする。

　それで、大江アナ、僅かなシーンでも「こっちから撮って、次あっちから撮ってと、女優さんって忍耐強いんだなあ」と感心したと。なるほど、アナ業とは違う。
　それで井上さんに振ったんだったか、彼女「割と図太いところがあって、出来なかった、じゃ次出来るようにすればいいや、と変なところがドーンとしている」んだと自己分析。「こうと思ったら最後までやるガンコなところがおりんと似ていますね」と。
　それで、大江アナ、京都にこれの「～番組の見どころ」の取材で行った時だろう、テレ東のスタッフに聞くと、「のりちゃん（スタッフにもこう呼ばれているわけ）は絶対弱音を吐かないから誰かが注意してて上げないとダメなんだ」と。もう純情な女子高生のようだ。

　そんな頑張り振りで筋肉が付いてしまい、以前のジーンズはまだ入らなくて、でも、大江アナに「でも、そろそろ」と振られると、全体に肉が緩んで来たみたいで、と笑いを誘う。
　ん～、体がというか、演技で前に出る自信が身についたのと逆に、彼女のあのフワッと感が少し消えたかなぁ・・・おりん前とはそこが変わったか、はたまた「ANGEL GATE」のあおりが大なのか・・・。

　それから、京都滞在は８ヵ月弱ではなくて、強（なぜ細かい／笑）。撮影だけが仕事ではないのだ。井上さん、京都は一度住みたいと思っていたぐらいで、それで「行けていいわね」と言われるのだが、撮影中は観光は全く。
　それで、普段の「ストレス解消は？」と大江アナに振られると、ご近所に迷惑になせない位にボリュームをいっぱい上げて、部屋の中で思いっきり踊りまくるんだそうな。大江アナ、またも予期していない返しに「踊るんですか？」　大好きらしいヒップホップグループの曲なのか、誰もいない部屋で何かになり切ったようにギンギンに「みんな見てるぅ？」と思いっ切り手を振ったりして・・・疲れていたのだろう。

　そして、大江アナに「一緒にやってみましょうか」と、二人揃って右手をシャッと伸ばして「手鎖、御免！｣（会場、大きな拍手）　ん～、だが、この衣装だし、ヒールで思い切り出来ないし、あのおりんと重なるものが全くない・・・。「オーーーーー」というものが。
　あのレオタードだったり旅装束の姿だから、目の前の井上さんとおりんが重るのだ。以前の製作発表記者会見の時も思ったが、役者というのは本番のその時、その時、そこに役中の人物となって“実在”している。女優ではない時の女優は謂わばただの人。まして、３ｍ先にいるリアル感のない delux な衣装の人は、おりんとどころか、のりちゃんとも smooth に重ならない。だから、こういう衣装はいかんのだ。とか言って、のりちゃんのお見立てだったら土下座だが。ん～、太秦で一度ロケ現場を観たら、色んなものがつながった、かも知れない。一度、これ実在論的に追究してみんと。

　それから、トークも終盤になって、女優としての今後の予定について大江アナに振られ、「さあ何が来る」と目を見張ったら、やっぱり「ANGEL GATE」だ。「逃亡者おりん」の続編は易の占示通りやはりないだろう。一瞬、この場で言っていいのかと思ったのかな。まあ「見に来てください」と。
　それどころか、暗い話だが、易の占示を読む限り、女優としての活動自体がもう続きそうにない、主役どころか・・・。テレビＣＭがメインになるかどうかは細かく観ていないが、モデルの世界に戻ることになるでしょう。「青山倫子」も続くのか。井上さん、今年はこれからが大変で、決断を迫られる筈だ。ここまで読みの通り来ている。【水澤節】、正に節目。井上ファンの皆さま、応援はここからが本番！

　それで、ＤＶＤ－ＢＯＸの話に移って、初回限定版に特典で付いてくるおりんの人相書きの手ぬぐい、井上さん、手ぬぐいの真ん中に丁度おりんの顔が来るが、これを枕に巻いて寝てみてください、とオトボケの welcome トーク。「手ぬぐいがブームだし」とか言って「ANGEL GATE」で天子の輪の代わりに巻くつもりか。このＤＶＤ－ＢＯＸ上巻には大江アナの京都取材のシーンも特典映像で入っている。

　とにかく、「逃亡者おりん」は彼女が女優に大きく踏み出す節目になった作品。何事にも自信がついた。「悲しいことや辛いことがあったら、おりんを思い出してみてください」だったかな。彼女が今の全てを込めた「逃亡者おりん」、「愛してください」と。（会場、拍手）　ここ、自分的にちょっと感動が入った。

　さあ、続いて、サイン会。ここで大江アナはさようならとなって、井上さんは一旦上の控え室へ。

　それで、ギョッとする。今までトークをやってそいたそこにテーブル掛けもない長テーブルを置いて、井上さんがポツンと腰掛け、大勢のギャラリーの注目の中、一人一人進み出て、握手をしてご本人からサインの書かれた色紙を受け取る、そんな感じなのだ。おいおい勘弁してくれぇ・・・出口のところでやるとかもっとやり方あるでしょ。

　井上さん、再び登場。（会場、大きな拍手）　そして、全く想像の通りに。

　「こんにちは」
　（手を出して握手、というかごく軽く触れただけ。彼女は両手で。０．５秒お互い？？？って感じ。で、とっさに）
　「『ANGEL GATE』見に行きます」「ありがとうございますぅ」
　（とそのこちらの言葉を待つ感じありだが、続かない（涙）。で、ご本人から「青山倫子」と書かれたサインの色紙を頂く。終わり。３・４秒？）

　相手が天下の大女優でもビビらないつもりだけど、会話がないし、あんな目の前で真正面で目なんてそう合わせられないでしょ。
　まあ、のりちゃん流に何でもやってみるもので、握手会というのは会話を用意していかないとダメということが分かった。そして、タレントさんって、こちらからの言葉を待っているわけだ。なるほど。
　しかし、握手会に参加する人って慣れているものだ。プレゼント持参して渡したり、握手したまま長々話したり。皆、心ここにあらずの度緊張だけど（笑）。最後の方に女性ファンも一人。

　そして、のりちゃん、最後に挨拶を振られて、立って両手でマイクを持ち・・・何を話たんだったっけ？　ともかく、こうして多くのファンがいて、いろいろ応援を向けていることへ感謝の言葉があった。
　握手したファン、舞い上がってそのまま帰っちゃっていた人がほとんどだったが（笑）。
　大きな拍手の中、退場。

　そして、程なくショールを羽織ってマネージャーさんたちと歩いて会場をあとに。
　衣装が衣装ということもあるけど、普通に街中で見てもそこだけ異質に光っている。日常の街中で見て、最後にやっと井上訓子を実感！　そんな感じ。

　さて、これで長かった長かった「逃亡者おりん」の彼女のスケジュールも終わりかな。
　あら、また大作になった。

　top　

「逃亡者おりん」ＤＶＤ－ＢＯＸ上巻、到着

2007/ 4/28、4/29

　「逃亡者おりん」ＤＶＤ－ＢＯＸ上巻（第１～１０話収録）、発売の昨日届いてやっとこ見終わったが、ＤＶＤだと感動がないな。いつでも観られると思うから。毎週まばたきも我慢してテレビ画面を吸い取るように観ていた（笑）あれがない。「今、撮影してるんだな」というオンタイム感がなくなったこともあるかな。観られなかった回もあるから楽しみにしていたけど、観たい作品はレンタルで観るのが正解と悟った。

「闇の鎖、すべて切れました」

番組公式

　第一話の井上訓子［青山倫子］さんの初々しさよ！　冒頭の旅笠を被った姿なんて首がほっそりでホント無垢なモデルさんのままで。
　それが、初見の第６話で３人目の井上泰治監督に替わると、環境が変わって思いっきり出来たのか、何か力強い凛々しいおりんになって表情も sharp になっている。第８話で上杉尚祺監督に戻るとまた以前のように。第９話、レオタードの戦闘服の時に表情がかなり鋭いのは、眉を吊り上げ気味に弄ったわけか。
　回の後半はほとんど観られなかったから何とも言えないが、もうここいらで“井上おりん”が出来あがっているかな。

　榎木孝明の植村道悦は最初はまるで善人の顔だったが、眼をドロ～ンとさせて、目の周りにメイクを入れたのか、悪人らしくなった。
　宅麻伸の倉沢弥十郎の出番は助太刀がほとんどだからやっぱり出演時間が榎木よりさらに短い。

　気のせいかな？　ＤＶＤになって細かいところが編集し直されているような・・・カットのつながりで違和感があったのがなくなった感じで。所々効果が加わって、全体的に完成度が上がったような気がするのだが・・・。
　やっぱり、映像物の出来はフィニッシュの編集によるところ大と改めて。と、仕事で観てしまう。

　観られなかった第５～７話、必要性を感じないくだらないシーンを２回も使い回していて宜しくない。これは台詞説明でやればよいでしょ。
　使い回しのことで言うと、福田清三以外にも同じ大部屋俳優がよく出てくるんだな。

　
　それで、ほぼ８ヵ月撮影して、出来あがったのは２１話。撮影中断や正月休みも引いて実働が 190 日として、１話４４分、スペシャル特番はその倍と。それで、その合計 1,012 分を日割りすると、５分半。井上さんで考えると、実際の映像の使用分は１日当たり３分ぐらいということか。
　イメージもののＤＶＤではちょっと考えられない贅沢さだ。４５分もので１５日？　ありえない、とんでもない。正味５日でしょ。

お　知　ら　せ

■4/30 新宿紀伊国屋での井上さん＆大江麻理子アナの「トーク＆握手会」
　観覧は無料。それで、確認してみたら、ここで DVD-BOX 上巻を買うと、彼女のサインの色紙がもらえて、ご本人と握手が出来るとのことで、4/28 現在まだ整理券あり。井上さんの衣装はレオタードの戦闘服ではない様だけど、写真・ビデオの撮影は禁止。
　どちらの事務所さんも心配するのだが、出版サイン＆握手会のようなものって割と人が集まらなかったりする。それで、トークショーになるわけ。

■5/ 3～5/ 6 初台の新国立劇場でやるミュージカル「ANGEL GATE」
　井上さんが準主役のミカエル役（去年は女性社長役）で出演。まだ全ての回で十分席が取れるとのことで、後の方の日ほど良い席が残っているようだ。
　去年観損なったし、観てこよう。

CLIP! CLAP!!×Eﾈ!

　井上訓子［青山倫子］さん、テレビ東京の深夜 2:30 位から１０～１５分程の「CLIP!CLAP!!×Eﾈ!」に 4/23（月）～ 4/27（木）と出演。番組のブログを発見。
　話題は専ら焼き肉？　一人で焼き肉を食べに行くことがあるそうな。動物愛護の人だと思ったが・・・。京都の好きなお寺は大徳寺瑞峯院？
　ミュージカル「ANGEL GATE」の稽古で体を動かしていることもあるだろうけど、「逃亡者おりん」を経験して sporty な好い雰囲気になった。今、仕事のやり時。

　top　

DVD-BOX 発売記念トーク＆握手会

2007/ 4/14

DVD「逃亡者おりん DVD-BOX」発売記念
青山倫子さん＆大江麻里子さんトーク＆握手会

■出　演　：ゲスト：「おりん役」青山倫子さん
　　　　　　司　会：テレビ東京アナウンサー
　　　　　　　　　　大江麻理子さん
■日　時　：4月30日（月）　開場 12：45～　開演 13：00～
■会　場　：紀伊國屋書店新宿本店 Forest M2F イベントスペース
■参加方法：4月27日（金）午前10時より紀伊國屋書店新宿本店 ForestM 2Fメインカウンターにて、
　　　　　　DVD「逃亡者おりん DVD-BOX｣（ポニーキャニオン、税込14,364円／10%off）をお買い上げの
　　　　　　先着40名様に整理券を配布いたします。
■お問合せ：03-3354-0131（10：00～21：00）

◎イベントの日時・時間については急な変更等ある場合がございます。詳細は各店にお問い合わせください。
◎定員になり次第、整理券の配布を終了させていただきます。尚、当サイトでの整理券配布終了のご案内は
　遅れる場合があります。整理券の残数については各店にお問合せください。

※　当初は「トーク＋サイン＋握手会」となっていましたが、変更となり、DVD-BOX を買うとサインの書かれた色紙がもらえるとのこと。それと握手。
※　観覧のみは参加自由。写真・ビデオ撮影厳禁。